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葷羶
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くんせん
ふりがな文庫
“
葷羶
(
くんせん
)” の例文
佛教渡來以後、邦人の身體は必らず其の思想と共に變じたのを疑はない。
葷羶
(
くんせん
)
を食ふことを忌むに至つた後、邦人の思想は身體と共に變じたのを疑はない。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
毘婆舎那
(
びばしやな
)
の三行に
寂静
(
じやくじやう
)
の
慧劒
(
ゑけん
)
を
礪
(
と
)
ぎ、四種の
悉檀
(
しつたん
)
に済度の法音を響かせられたる七十有余の老和尚、骨は俗界の
葷羶
(
くんせん
)
を避くるによつて鶴の如くに痩せ、
眼
(
まなこ
)
は人世の紛紜に厭きて半睡れるが如く
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
毘婆舎那
(
びばしゃな
)
の
三行
(
さんぎょう
)
に
寂静
(
じゃくじょう
)
の
慧剣
(
えけん
)
を
礪
(
と
)
ぎ、四種の
悉檀
(
しったん
)
に済度の法音を響かせられたる七十有余の老和尚、骨は俗界の
葷羶
(
くんせん
)
を避くるによって
鶴
(
つる
)
のごとくに
痩
(
や
)
せ、
眼
(
まなこ
)
は
人世
(
じんせい
)
の
紛紜
(
ふんうん
)
に
厭
(
あ
)
きて半ば
睡
(
ねむ
)
れるがごとく
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
葷
漢検1級
部首:⾋
12画
羶
漢検1級
部首:⽺
19画
“葷”で始まる語句
葷酒
葷
葷斎
葷素
葷肉
葷腥
葷菜
葷酒不許入山門