“三行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんぎょう33.3%
みくだ33.3%
みくだり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毘婆舎那びばしゃな三行さんぎょう寂静じゃくじょう慧剣えけんぎ、四種の悉檀しったんに済度の法音を響かせられたる七十有余の老和尚、骨は俗界の葷羶くんせんを避くるによってつるのごとくにせ、まなこ人世じんせい紛紜ふんうんきて半ばねむれるがごとく
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
合せて読んでみると、三行みくだはんである。日附は十月五日とある。昨日である。お槙が酔っ払って、土蔵の中へあばれこんだというわけが、これで分ったようである。
利助が受取って中を開くと、まずい仮名文字でたった三行みくだりばかり。