トップ
>
葮
ふりがな文庫
“葮”の読み方と例文
読み方
割合
よし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よし
(逆引き)
と床を敷く間新吉は煙草を
喫
(
の
)
んでいると、
戸外
(
おもて
)
の処は細い土手に成って下に
生垣
(
いけがき
)
が有り、土手下の
葮
(
よし
)
蘆
(
あし
)
が茂っております
小溝
(
こみぞ
)
の処をバリ/\/\という音。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
刀を持ったなりドブリと綾瀬川へ飛び込むと、
葮
(
よし
)
葦
(
あし
)
の繁った処に一艘船が
繋
(
つな
)
いで居りましたが、
苫
(
とま
)
を揚げて
立出
(
たちいで
)
たは荷足の仙太郎で、
楫柄
(
かじづか
)
を振り上げて惣兵衞の
横面
(
よこつら
)
を殴る。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
二枚折
(
にまいおり
)
の
葮
(
よし
)
の屏風の蔭に、
蛇形
(
じゃがた
)
の
単物
(
ひとえもの
)
に紺献上の帯を神田に結び、
結城平
(
ゆうきひら
)
の半合羽を着、
傍
(
わき
)
の方に
振分
(
ふりわけ
)
の小包を置き、年頃三十ばかりの男で、色はくっきりと白く眼のぱっちりとした、鼻筋の通った
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
葮(よし)の例文をもっと
(2作品)
見る
葮
部首:⾋
12画
“葮”を含む語句
葮簀張
葮町
葮簀