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萵雀
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あをじ
ふりがな文庫
“
萵雀
(
あをじ
)” の例文
卯平
(
うへい
)
が
凝然
(
ぢつ
)
として
居
(
ゐ
)
ると
萵雀
(
あをじ
)
が
忍
(
しの
)
び/\に
乾
(
かわ
)
いた
落葉
(
おちば
)
を
踏
(
ふ
)
んで
彼
(
かれ
)
の
近
(
ちか
)
くまで
來
(
き
)
てはすいと
枝
(
えだ
)
へ
飛
(
と
)
んだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
萵雀
(
あをじ
)
が其乾いた落葉を軽く踏んで冬は村へ行き渡つた。おいよさんと私との間には人知れず苦悩が起つた。おいよさんの身体の工合が変に成つたといふのである。半信半疑のうちに一ヶ月待つて見た。
隣室の客
(新字旧仮名)
/
長塚節
(著)
篠のめに
萵雀
(
あをじ
)
が鳴けば罠かけて籾まき待ちし昔おもほゆ
長塚節歌集:2 中
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
萵
漢検1級
部首:⾋
12画
雀
漢検準1級
部首:⾫
11画
“萵”で始まる語句
萵苣