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菰僧
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こもそう
ふりがな文庫
“
菰僧
(
こもそう
)” の例文
覗
(
のぞ
)
いてみると、女のお
菰
(
こも
)
だの、
業病
(
ごうびょう
)
の
乞食
(
こつじき
)
だの、尺八を持った
骸骨
(
がいこつ
)
みたいな
菰僧
(
こもそう
)
だの、傀儡師だの、年老いた顔に白いものを塗っている辻君だの
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
初めの勢いは、どこへやら、
菰僧
(
こもそう
)
ていの男は、両手で顔をおおって、痛いとも叫ばなかった。介は、腹が癒えないように、なおも、打って打って、打ちすえた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
先へ走ってゆく影も、これまた、おそろしく
迅
(
はし
)
っこい。ちらと、近くで見たところでは、それは、河原や枯れ野などによく寝ている物乞いか、
菰僧
(
こもそう
)
の
類
(
たぐい
)
であるらしかった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
菰
漢検準1級
部首:⾋
12画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“菰”で始まる語句
菰
菰冠
菰包
菰被
菰樽
菰田
菰莚
菰掛
菰梱
菰垂