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華厳滝
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けごんのたき
ふりがな文庫
“
華厳滝
(
けごんのたき
)” の例文
主人は「帰るかい」と云った。武右衛門君は
悄然
(
しょうぜん
)
として薩摩下駄を引きずって門を出た。
可愛想
(
かわいそう
)
に。打ちゃって置くと
巌頭
(
がんとう
)
の
吟
(
ぎん
)
でも書いて
華厳滝
(
けごんのたき
)
から飛び込むかも知れない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
藤野の佳人は
忽
(
たちま
)
ち他に
嫁
(
とつ
)
いで
仕舞
(
しま
)
つたのです、藤野の生命は其時既に奪はれたのです、
華厳滝
(
けごんのたき
)
へ投げたのは、
空蝉
(
うつせみ
)
の如き冷たき藤野の屍骸です、去れど姉さん、貴嬢が独身で居なさらうとも
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
突然の
新談緒
(
しんだんちよ
)
に「藤野さんテ、
彼
(
あ
)
の
華厳滝
(
けごんのたき
)
でお死なすつた
操
(
みさを
)
さんですか」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“華厳滝”の解説
華厳滝(けごんたき、華厳の滝、華厳ノ滝)は、栃木県日光市にある滝。発見者は勝道上人と伝えられ、仏教経典の1つである華厳経から名づけられたといわれる。華厳渓谷周辺では他に阿含滝、方等滝、般若滝、涅槃滝もあることから、五時の教判から、それらと同様に命名されたものと考えられている。
(出典:Wikipedia)
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
滝
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“華厳”で始まる語句
華厳
華厳経
華厳宗
華厳法相
華厳寺八宗兼学
華厳寺