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荷纏
ふりがな文庫
“荷纏”の読み方と例文
読み方
割合
にまと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にまと
(逆引き)
その妹の家族も今回帰国することになったのであるが、妹は目下本国で病気に
罹
(
かか
)
って
臥
(
ね
)
ているので、夫人が妹の家の後始末をつけ、
荷纏
(
にまと
)
めをして
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
それから大急ぎで宿へ帰り、
荷纏
(
にまと
)
めをし、東京駅へ
駈
(
か
)
けつけて、見送りに来ていた姉と待合室で五分ばかり立ち話をし、午後八時三十分発急行の寝台車へ乗り込んだ。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
前の晩に
荷纏
(
にまと
)
めをしてみると、渋谷へ持って行く土産物や何やかやで
鞄
(
かばん
)
が大小三つ程になり、自分一人では不便なので、こう云う機会にお春にも東京見物をさせてやることを思いついた。
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
荷纏(にまと)の例文をもっと
(1作品)
見る
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
纏
漢検準1級
部首:⽷
21画
“荷”で始まる語句
荷
荷物
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荷担
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荷拵
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荷馬車