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荒天
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しけ
ふりがな文庫
“
荒天
(
しけ
)” の例文
いや、
荒天
(
しけ
)
をくらった乗合い舟、これも、後で思えば、一生の語り草です。またお眼にかかることがあるかどうか、お達者に——。
若き日の成吉思汗:――市川猿之助氏のために――
(新字新仮名)
/
林不忘
、
牧逸馬
(著)
荒天
(
しけ
)
つづきのつれづれに、そのころの記録をつづり「密輸船」という題をつけて大竜出版社へ送ったままになっている。かれこれ一年ぐらい前のことである。
左近の怒り
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
連絡船
洞爺丸
(
とうやまる
)
が、その日海峡のひどい
荒天
(
しけ
)
をのりきって静かな函館湾にはいったとき、私は一種不思議な錯覚にとらえられていた。望郷の錯覚とそれをいってみようか。
望郷:――北海道初行脚――
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
“荒天”の意味
《名詞》
荒天(こうてん)
激しい風雨で、荒れた天候。
(出典:Wiktionary)
“荒天”の解説
荒天(こうてん、Severe weather)とは人間の生活等を脅かす天候の状態のことである。荒れた天候。厳密な定義はないが、風、雨や雹などの降水、気温の変化などが激しいこと、極端に強い風や降水があること、著しい低温、波浪などを指す。は異常気象と呼ばれることが多い。
(出典:Wikipedia)
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地