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茶立虫
ふりがな文庫
“茶立虫”の読み方と例文
読み方
割合
ちゃたてむし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゃたてむし
(逆引き)
この男を見た時に、「
霜夜鐘
(
しものよのかね
)
」の芝居に出る
六浦
(
むつら
)
正三郎というのはこんな人だろうと思った。その時に彼は半紙に向って「……
茶立虫
(
ちゃたてむし
)
」と書いていた。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
次の間と隔ての
襖際
(
ふすまぎわ
)
……また柱の根かとも思われて、カタカタ、カタカタと響く——あの
茶立虫
(
ちゃたてむし
)
とも聞えれば、壁の中で
蝙蝠
(
こうもり
)
が鳴くようでもあるし、縁の下で、
蟇
(
ひきがえる
)
が
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この男を見た時に、『
霜夜鐘
(
しもよのかね
)
』の芝居に出る
六浦正三郎
(
むつらしょうさぶろう
)
というのはこんな人だろうと思った。その時に彼は半紙に
対
(
むか
)
って「……………
茶立虫
(
ちゃたてむし
)
」と書いていた。
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
茶立虫(ちゃたてむし)の例文をもっと
(3作品)
見る
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“茶”で始まる語句
茶
茶碗
茶店
茶屋
茶釜
茶箪笥
茶漬
茶筅
茶色
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“茶立虫”のふりがなが多い著者
岡本綺堂
泉鏡花