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茶断
ふりがな文庫
“茶断”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちゃだち
85.7%
ちやだち
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちゃだち
(逆引き)
万作夫婦は朝夕涙に暮れて、
茶断
(
ちゃだち
)
塩断
(
しおだち
)
して、いつもお光が腰かけた柳の根株にしめなわかけて筑波さまあらぶる神さまに願をかけても、一向に帰って来ぬ。
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
芸者その
朋輩
(
ほうばい
)
の
丸髷
(
まるまげ
)
結
(
ゆ
)
ふを見ればわたしもどうぞ一度はと
茶断
(
ちゃだち
)
塩断
(
しおだち
)
神かけて念ずるが多し。芸者も女なり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
茶断(ちゃだち)の例文をもっと
(6作品)
見る
ちやだち
(逆引き)
入選した
画家
(
ゑかき
)
の苦心談を読んでみると、大抵影に忠実な細君が居て、
塩断
(
しほだち
)
茶断
(
ちやだち
)
をしたり、神様に百日の願を掛けたりしてゐる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
茶断(ちやだち)の例文をもっと
(1作品)
見る
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
“茶”で始まる語句
茶
茶碗
茶店
茶屋
茶釜
茶箪笥
茶漬
茶筅
茶色
茶褐色
“茶断”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
二葉亭四迷
薄田泣菫
泉鏡花
永井荷風