茶事さじ)” の例文
心配の最中でありながら千利休を師として茶事さじを学んで、秀吉をして「辺鄙ひなの都人」だと嘆賞させたが、氏郷は早くより茶道を愛して、しかも利休門下の高足であった。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
陣中、茶事さじふけり、風雅ふうがにうつつ抜かす事、言語道断。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)