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苟且
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かり
ふりがな文庫
“
苟且
(
かり
)” の例文
併しながら庄次はさういふ仲間と表面は甚だしい
疎遠
(
ちがい
)
はなくてもそれに
感染
(
かぶ
)
れるやうなことは
苟且
(
かり
)
にもありませんでした。
白瓜と青瓜
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
馬鹿
(
ばか
)
だな、
苟且
(
かり
)
にも
主人
(
しゆじん
)
が呼んだら、
何
(
なに
)
か
御用
(
ごよう
)
でも
有
(
あ
)
りますかと手を突いて
云
(
い
)
ふもんだ、チヨツ(
舌打
(
したう
)
ち)大きな
体躯
(
なり
)
で、
汚
(
きたね
)
え手の
垢
(
あか
)
を手の
掌
(
ひら
)
でぐる/\
揉
(
も
)
んで出せば
何
(
ど
)
の
位
(
くらゐ
)
の
手柄
(
てがら
)
になる
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“苟且”の意味
《名詞》
苟且(こうしょ、かりそめ)
間に合わせ。
疎か。軽率。
(出典:Wiktionary)
苟
漢検1級
部首:⾋
8画
且
常用漢字
中学
部首:⼀
5画
“苟且”で始まる語句
苟且偸安