“芳公馬鹿”の読み方と例文
読み方割合
よしこうばか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九六 遠野の町に芳公馬鹿よしこうばかとて三十五六なる男、白痴にて一昨年まで生きてありき。この男の癖は路上にて木の切れちりなどを拾い、これをひねりてつくづくと見つめまたはこれをぐことなり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
九六 遠野の町に芳公馬鹿よしこうばかとて三十五、六なる男、白痴にて一昨年まで生きてありき。この男の癖は路上にて木の切れ塵などを拾ひ、これをひねりてつくづくと見つめまたはこれを嗅ぐことなり。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)