“花机”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かき50.0%
はなづくえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柱にかけるばんなども特別にお選びになった支那錦しなにしきで作られてあった。紫夫人の手もとで調製された花机かきおおいは鹿染めを用いたものであるが、色も図柄も雅味に富んでいた。
源氏物語:38 鈴虫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
仏像の装飾、花机はなづくえおおいなどの華美さに極楽世界もたやすく想像することができた。
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)