“花奢”の読み方と例文
読み方割合
かしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからまた、都での風聞ふうぶんとして、義経の行装の豪奢、禁中の羽振り、日常の花奢かしゃなど、問われないことまで告げた。
日本名婦伝:静御前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
花奢かしゃ狼藉ろうぜき、風流、放縦、大言、大酒、すべての伊達だてをさしてもいうし、軌道を外れた行為や、とりすました者への反逆や、そうした世のしきたりに斟酌しんしゃくしない露悪的な振舞いをも
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「さすが花奢かしゃだな、右馬介」
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)