“芥屑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごみくず75.0%
ごみくづ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おまけに彼は街を歩くのに、ちょうど窓先からいろんな芥屑ごみくずを投げすてる時をみはからって、その下を通るという妙なくせがあった。
外套 (新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
そして、漫々とたたえた水が、ゆるく蒼空あおぞらを映して下流の方へ移るともなく移って行く。軽く浮く芥屑ごみくずは流れの足が速く、沈み勝ちな汚物をめぐるようにして追い抜いていく。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ところで、くだんの、踊りの出来なかつた場所ところには垣根を𢌞らして、そこへは何でも不用の物や、瓜畑から掻き出した雑草や芥屑ごみくづなどを捨てさせたもので。