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芝鶴
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しかく
ふりがな文庫
“
芝鶴
(
しかく
)” の例文
新富座はたしか
芝鶴
(
しかく
)
が持主で、
又五郎
(
またごろう
)
などの一座で興行をつづけていて、ここではとても新しい脚本などを受付けそうもなかった。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
芝鶴
(
しかく
)
の手代長吉と女房小梅との二役、頭巾を取つたり冠つたりするは御苦労なれど、小梅はどうしても女にならず。
両座の「山門」評
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
師匠の
芝鶴
(
しかく
)
と共に他の劇場にも出勤して、だんだん眼につくような役を振りあてられるようになったので、わたしも陰ながら喜んでいたが、不幸にして彼は肺病にかかった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
九蔵の宗吾と光然、
訥子
(
とっし
)
の甚兵衛と
幻
(
まぼろし
)
長吉、みんな好うござんしたよ。
芝鶴
(
しかく
)
が
加役
(
かやく
)
で宗吾の女房を勤めていましたが、これも案外の出来で、なるほど達者な役者だと思いました。
半七捕物帳:60 青山の仇討
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
芝
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
鶴
常用漢字
中学
部首:⿃
21画
“芝”で始まる語句
芝生
芝居
芝
芝翫
芝草
芝山内
芝口
芝原
芝浦
芝居気