“芝浜”の読み方と例文
旧字:芝濱
読み方割合
しばはま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
綱宗は不行迹ふぎやうせきかどもつて、七月十三日にに逼塞ひつそくを命ぜられて、芝浜しばはまの屋敷から品川にうつつた。芝浜の屋敷は今の新橋停車場の真中程まんなかほどであつたさうである。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
あくる日すぐ、西久保御屋敷まで参り、川上様にお目にかかり、根ほり葉ほり伺いましたところ、倅は腹痛がするから帰ると言って、船へも乗らずに、芝浜しばはまの船宿で別れたっきり、その後のことは何にも知らないという口上でございます」