“色界”の読み方と例文
読み方割合
しきかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深い冥想めいそうの底から、安祥として、現世の色界しきかいに戻って来たという足なみでもなく、そうかといって、退屈しきって、所在なさに、四肢の置き場と、顔面筋肉とを
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
法事は色界しきかい曼陀羅まんだらのこと
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
色界しきかい、無色界の二つの世界には、その怒りというものが無く、ただ欲界散乱のところにのみ、その怒りがあるのだそうでございます……千劫の間、積みたくわえた布施ふせも、供養くようも、善行も
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)