船川港ふなかはかう)” の例文
東京を立つてから山形、船川港ふなかはかう弘前ひろさき、青森、津輕つがる海峽を越えて室蘭むろらんと寄り道しながら、眼差す苫小牧とまこまいへと着いたのが七八日頃、それから九月へかけてのまる一ヶ月ほどを妹夫婦の家にくらした。
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)