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舵取
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かじと
ふりがな文庫
“
舵取
(
かじと
)” の例文
この漕ぎ手に白羽の矢が立ったのは、
鰹船
(
かつおぶね
)
で鍛え上げた三上と、
舵取
(
かじと
)
りの小倉とであった。三上は低能であった。小倉はおとなしかった。
海に生くる人々
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
いっぽう、忠義者のヨハネスは
舵取
(
かじと
)
りのところにのこっていて、船を
陸
(
りく
)
からはなすようにいいつけました。
忠義者のヨハネス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
舵取
(
かじと
)
りを除いた、水夫五人と、おもてのコックが
一人
(
ひとり
)
と、ストキとが寝るようにできていて、その中央に、テーブルと、ベンチとが作りつけてあった。
海に生くる人々
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
「それはいいだろう」で、本部は三畳敷きに足りない
舵取
(
かじと
)
りの室を第一の候補地にした。コーターマスターがはいらなかったら「おもてでいいさ」ということになった。
海に生くる人々
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
舵
漢検準1級
部首:⾈
11画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“舵”で始まる語句
舵
舵手
舵機
舵器
舵輪
舵座
舵柄
舵子
舵板
舵棒