トップ
>
舞躍
>
ぶやく
ふりがな文庫
“
舞躍
(
ぶやく
)” の例文
こうして夜は一段と
更
(
ふ
)
け沈み、打出ヶ浜にはうねうねと白い波ばかりが、あとの
寂寞
(
せきばく
)
とした大気の中にほしいままな
舞躍
(
ぶやく
)
の声をあげている。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
渭之津
(
いのつ
)
城を脚下にふみ、広大なる大海の
襟度
(
きんど
)
に直面しながら、思いのほか、重喜の心が
舞躍
(
ぶやく
)
してこないのも、かれの眉が、ともすると、針で突かれたようになるのも
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こんな気分が、かれ蛾次郎の歌となり、
舞躍
(
ぶやく
)
となるのであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
躍
常用漢字
中学
部首:⾜
21画
“舞”で始まる語句
舞
舞台
舞踏
舞妓
舞踏会
舞踊
舞下
舞扇
舞上
舞殿