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渭之津
ふりがな文庫
“渭之津”の読み方と例文
読み方
割合
いのつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いのつ
(逆引き)
この
渭之津
(
いのつ
)
の城からのろしをあげれば、声に応じて西国の諸大名、京の堂上、それに加担するものなどが、ときの声をあげるだろう。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ために、
富田
(
とんだ
)
の浦は血に赤く、河原は
鬼哭啾々
(
きこくしゅうしゅう
)
として、無残というも
愚
(
おろ
)
かなこと、長く、
渭之津
(
いのつ
)
の城に
怪異妖聞
(
かいいようぶん
)
やむことを知らず、という結果になりました
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
渭之津
(
いのつ
)
城を脚下にふみ、広大なる大海の
襟度
(
きんど
)
に直面しながら、思いのほか、重喜の心が
舞躍
(
ぶやく
)
してこないのも、かれの眉が、ともすると、針で突かれたようになるのも
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
渭之津(いのつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
渭
漢検1級
部首:⽔
12画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
津
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
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