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自負心
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じふしん
ふりがな文庫
“
自負心
(
じふしん
)” の例文
それから又夏目先生の話に
子規
(
しき
)
は先生の俳句や漢詩にいつも批評を加へたさうです。先生は
勿論
(
もちろん
)
子規の
自負心
(
じふしん
)
を多少
業腹
(
ごふはら
)
に思つたのでせう。
正岡子規
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ある問題について
討議
(
とうぎ
)
しても同じことである。
俺
(
おれ
)
はも少しよくできるはずだがという観念は付き物のように万事について起こる。
自負心
(
じふしん
)
であろうかと思うけれども自負心とは違う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
あの方は
自負心
(
じふしん
)
の強い方で——ロチスター家の人達は皆さうでしたが——少くともあの方のお父さまはお金がお好きでした。あの方も矢張りいつでも用心深い方だと云はれてをりました。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
かの子 一面から
云
(
い
)
えば非常にもの
分
(
わか
)
りのいい新鮮らしい女性が多い様に見えるけれど、それは近代の女性に許されている
可成
(
かなり
)
の自由と、女性そのものの普遍化された新味から来る
自負心
(
じふしん
)
とであって
新時代女性問答
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
續けさまにロチスター氏の胸から
逸
(
そ
)
れ、傷もつけず彼の足下に落ちてしまふ矢が、もしもつと確かな手に射られたならば、彼の
自負心
(
じふしん
)
の強い心を鋭く突きさし——彼のきつい眼に愛を
喚
(
よ
)
び出し
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“自負”で始まる語句
自負
自負自傲