腰帯こしおび)” の例文
旧字:腰帶
いちばん年上の男は腰帯こしおび水筒すいとうを下げ、頭のそばにはパン種のはいらないパンをいれたふくろをもっていましたが、この男がつえで砂の上に正方形をえがいて
下の者は背をのばして、竹童の腰帯こしおびをグイとつかんだ。もうどうしたってのがれッこはない、竹童は、運を天にまかせて、棟木むなぎかどへかけていた手を、ヒョイとはなした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
腰帯こしおび
当世女装一斑 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)