腕尽うでずく)” の例文
腕尽うでずくにも金尽かねずくにも及ばぬものだというが、これは左様かも知れませぬ、まア呉服屋などで、不図ふと地機じばたい、お値段も恰好かっこう反物たんものを見附けたから買おうと思って懐中ふところへ手を入れて見ると
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)