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脚絆掛
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きゃはんがけ
ふりがな文庫
“
脚絆掛
(
きゃはんがけ
)” の例文
それでも汗の出るまで、
脚絆掛
(
きゃはんがけ
)
で、すたすた来ると、
幽
(
かすか
)
に城が見えて来た。城の方にな、
可厭
(
いや
)
な色の雲が出ていたには出ていたよ——この風になったんだろう。
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
三尺帯
(
さんじゃくおび
)
に
手拭
(
てぬぐい
)
を肩にした近所の
若衆
(
わかいしゅ
)
は
稽古本
(
けいこぼん
)
抱えた娘の姿に振向き、
菅笠
(
すげがさ
)
に
脚絆掛
(
きゃはんがけ
)
の田舎者は見返る商家の
金
(
きん
)
看板に驚嘆の眼を
睜
(
みは
)
って行くと、その
建続
(
たちつづ
)
く屋根の海を越えては二
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
絆
漢検1級
部首:⽷
11画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“脚絆”で始まる語句
脚絆
脚絆草鞋
脚絆穿
脚絆留
脚絆手甲
脚絆甲掛
脚絆草鞋穿