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脊髄病
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せきずいびょう
ふりがな文庫
“
脊髄病
(
せきずいびょう
)” の例文
それで私はもっぱら、
脊髄病
(
せきずいびょう
)
で幼児よりほとんど不具者となっている私の
従妹
(
いとこ
)
と語り、慰めることによって日を送りました。
青春の息の痕
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
明治になっては
子規
(
しき
)
と云う男が
脊髄病
(
せきずいびょう
)
を
煩
(
わずら
)
って
糸瓜
(
へちま
)
の水を取った。貧に誇る風流は
今日
(
こんにち
)
に至っても尽きぬ。ただ小野さんはこれを
卑
(
いや
)
しとする。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
悲しい事にはこの四郎はその後まもなく
脊髄病
(
せきずいびょう
)
にかかって、
不具
(
かたわ
)
同様の命を二三年保っていたそうですが、死にました。そして私は、その墓がどこにあるかも今では知りません。
あの時分
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
道太は子供が
脊髄病
(
せきずいびょう
)
のために、たぶん片方の脚が利かないであろうことを聞き知って、心を痛めていたので、今ふみ江の抱いている子供のぽちゃぽちゃ肥った顔を見ると、いっそう暗い気持になって
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
とても助からないという事だけは、
脊髄病
(
せきずいびょう
)
という名前から
推
(
お
)
して、とうに承知していたようなものの、改まってそういわれて見ると、健三も急に気の毒になった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
「御縫さんが
脊髄病
(
せきずいびょう
)
なんだそうだ」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
脊
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
髄
常用漢字
中学
部首:⾻
19画
病
常用漢字
小3
部首:⽧
10画
“脊髄”で始まる語句
脊髄
脊髄癆
脊髄炎
脊髄骨
脊髄結核
脊髄脳膜炎