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胡蝶
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ちょうちょう
ふりがな文庫
“
胡蝶
(
ちょうちょう
)” の例文
謹むのではない笑うので、キャッキャックックッ、
各自
(
てんでん
)
があっちこっち、中には奥へ駆込んで転がるまで、
胡蝶
(
ちょうちょう
)
と
鸚鵡
(
おうむ
)
が笑う
怪物
(
ばけもの
)
屋敷の奇観を呈する。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小松原には、昼顔の花が一面に咲いて、
渚
(
なぎさ
)
の浪の
千種
(
ちぐさ
)
の貝に
飜
(
ひるがえ
)
るのが、彩色した
胡蝶
(
ちょうちょう
)
の群がる風情。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
黒表紙には
綾
(
あや
)
があって、
艶
(
つや
)
があって、真黒な
胡蝶
(
ちょうちょう
)
の
天鵝絨
(
びろうど
)
の羽のように美しく……一枚開くと、きらきらと字が光って、
細流
(
せせらぎ
)
のように動いて、何がなしに、言いようのない強い
薫
(
かおり
)
が
芬
(
ぷん
)
として
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“胡蝶”の意味
《名詞》
胡蝶(こちょう)
蝶の異称。 春の季語。
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。
(出典:Wiktionary)
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
蝶
漢検準1級
部首:⾍
15画
“胡蝶”で始まる語句
胡蝶花
胡蝶陣
胡蝶園
胡蝶庵
胡蝶蘭
胡蝶装
胡蝶軍
胡蝶屋豆八