“胡盧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ころ66.7%
へうたん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
類想の模型には盡くる期あり。後れて出づる美術家は樣に依りて胡盧ころを畫くことを免れず。(審美學下卷一八七面)ハルトマンは類想を卑みて個想を貴みたり。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
けだし、最初の人は、霊感うちに湧いてこの曲を作り、第二の人は、曲そのものを学んでその霊感に触れ、第三の人は、曲そのもののようになりて胡盧ころを描く。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その家には一杯朝顏や胡盧へうたんの蔓が這つて、戸は一つの蝶番てふつがひつてゐる。
水車のある教会 (旧字旧仮名) / オー・ヘンリー(著)