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背延
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せいのび
ふりがな文庫
“
背延
(
せいのび
)” の例文
自分は
後
(
うしろ
)
から
背延
(
せいのび
)
をして、お貞さんの姿を見た時、なるほどこれで列が
後
(
おく
)
れるんだなと思うと同時に吹き出したくなった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「どこに」と孤堂先生は足を
揃
(
そろ
)
える暇もなく、そのまま
日和下駄
(
ひよりげた
)
の前歯を傾けて
背延
(
せいのび
)
をする。先生の腰が中心を失いかけたところを、後ろから気の早い文明の民が
押
(
の
)
しかかる。先生はのめった。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
延
常用漢字
小6
部首:⼵
8画
“背”で始まる語句
背後
背
背負
背中
背丈
背戸
背嚢
背向
背景
背馳