“聞返”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ききかえ75.0%
きゝかへ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「え？」と沢は振向（ふりむ）いて、些（ち）と怯（おび）えたらしく聞返（ききかえ）す、……
貴婦人 (新字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)
一郎君は、なんだかギョッとして、思わず聞返（ききかえ）しました。
新宝島 (新字新仮名) ／ 江戸川乱歩(著)
『血（ち）が通（かよ）ふだ？』と聞返（きゝかへ）す。
神鑿 (新字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)