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老夫
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おやぢ
ふりがな文庫
“
老夫
(
おやぢ
)” の例文
勿論小さな
躓跌
(
つまづき
)
から大なる悲劇の主人公となツて
行倒
(
ゆきだふれ
)
となツた事業家もあツたらうし、冷酷な世間から家を奪はれて放浪の身となツた氣の
好
(
い
)
い
老夫
(
おやぢ
)
もあツたらう。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
何処
(
どこ
)
の扉も鎖したるに
狼狽
(
うろた
)
ふるを、車掌に
強曳
(
しよぴか
)
れて
漸
(
やうや
)
く
安堵
(
あんど
)
せる
間
(
ま
)
も無く、
青洟垂
(
あをばなたら
)
せる女の子を率ゐて、五十
余
(
あまり
)
の
老夫
(
おやぢ
)
のこれも
戸惑
(
とまどひ
)
して
往
(
ゆ
)
きつ
復
(
もど
)
りつせし
揚句
(
あげく
)
、駅夫に
曳
(
ひか
)
れて室内に押入れられ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“老夫”の意味
《名詞》
老 夫(ろうふ)
老いた男性。
(出典:Wiktionary)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“老夫”で始まる語句
老夫婦