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翺翔
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こうしょう
ふりがな文庫
“
翺翔
(
こうしょう
)” の例文
その上に世を
推移
(
おしうつ
)
る世才に
長
(
た
)
けているから、硯友社という小さい天地にばかり
跼蹐
(
きょくせき
)
しないで、早くから広い世間に飛出して
翺翔
(
こうしょう
)
していた。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
脱公が都へ
徴
(
め
)
し環さるるに及んで、友仁もいっしょに往って朝廷に仕え、館閣を践歴し、遂に省部に
翺翔
(
こうしょう
)
するようになった。
富貴発跡司志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
(沖縄群島のような風の強い所には高く高く天にまで舞い昇るような雲雀は一匹も
翺翔
(
こうしょう
)
していない。)
進化論より見たる沖縄の廃藩置県
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
セントピーターの寺院においてその祭壇の傍をば
翺翔
(
こうしょう
)
するを得たりしにあらずや。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
不断は空想が大胆な
翺翔
(
こうしょう
)
を
擅
(
ほしいまま
)
にして、640
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
▼ もっと見る
それ以外に
何時
(
いつ
)
かは俗吏の圏内を脱して自由の天地に
翺翔
(
こうしょう
)
しようとする
予
(
かね
)
ての志望が
幇助
(
てつだ
)
っていた。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
“翺翔”の意味
《名詞》
翺翔(こうしょう)
鳥が空高く飛ぶこと。
自由気ままに行動すること。
(出典:Wiktionary)
翺
部首:⽻
18画
翔
漢検1級
部首:⽻
12画
“翺”で始まる語句
翺