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翰
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ふで
ふりがな文庫
“
翰
(
ふで
)” の例文
一方は
翰
(
ふで
)
を揮う飛ぶが如く、字体の大小、筆墨紙の精粗を
択
(
えら
)
む所なきも、他方は端書すら奉書紙にあらざれば書せず。一方は謙虚益を求め、他方は
昂然
(
こうぜん
)
天下の師を以て
自
(
みず
)
から居る。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
その博覧強識にして、言論堂々、
翰
(
ふで
)
を揮い飛ぶが如きもの、その著作編述、
無慮
(
むりょ
)
五、六十種に出づるもの、その好む所によりて、その長技を見るべし。声色の如きは、殆んど思うに
遑
(
いとま
)
あらざりしなり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
翰
漢検準1級
部首:⽻
16画
“翰”を含む語句
書翰
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