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翠蓋
ふりがな文庫
“翠蓋”の読み方と例文
読み方
割合
すいがい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいがい
(逆引き)
落ち口の大きな岩の上に腰を下して、後れた人達を待ち合した、一むらの虎杖が背後からてんでに
翠蓋
(
すいがい
)
を
翳
(
かざ
)
して、涼しい蔭を作って呉れる。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
松は墓標の上に
翠蓋
(
すいがい
)
をかざして、黄ばみ
紅
(
あか
)
らめる桜の落ち葉点々としてこれをめぐり、近ごろ立てしと覚ゆる
卒塔婆
(
そとば
)
は
簇々
(
ぞくぞく
)
としてこれを
護
(
まも
)
りぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
河原を斜に
翠蓋
(
すいがい
)
を拡げて、其間から雪渓の続きが白くチラチラ光る、体までがそっちの方へすっと持って行かれそうだ。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
翠蓋(すいがい)の例文をもっと
(2作品)
見る
翠
漢検準1級
部首:⽻
14画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“翠”で始まる語句
翠
翠巒
翠色
翠微
翠緑
翠帳紅閨
翠簾
翠紗
翠帳
翠暫
“翠蓋”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
木暮理太郎