義妹いもと)” の例文
白井は木場がその義妹いもとの金廻りのいゝのにつけ込み、内々融通してもらふ事があるらしいので、わざと離れて一あし二歩と先へあるき出した。
来訪者 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
奥へ渡れば奥にも、彼を待つ老母や妻やめい義妹いもとらが、寝もやらずいた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)