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美土代町
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みとしろちょう
ふりがな文庫
“
美土代町
(
みとしろちょう
)” の例文
天理教も大本教とおなじく、中山おみきさんという中国辺田舎のおばあさんが教主で、神田
美土代町
(
みとしろちょう
)
に立派に殿堂をしゃにかまえてしまった。
旧聞日本橋:10 勝川花菊の一生
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
神田
美土代町
(
みとしろちょう
)
から数寄屋橋までの二線に過ぎず、市内の全線が今日のように完備したのは大正の初年である。
年賀郵便
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
けれどもただ眼の前に、
美土代町
(
みとしろちょう
)
と小川町が、
丁字
(
ていじ
)
になって交叉している三つ角の
雑沓
(
ざっとう
)
が入り乱れて映るだけで、これと云って成功を
誘
(
いざな
)
うに足る
上分別
(
じょうふんべつ
)
は浮ばなかった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
今夜、
美土代町
(
みとしろちょう
)
の青年会館に「社会思想講演会」の開かれることを。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
「ここか、ここは神田
美土代町
(
みとしろちょう
)
さ……」
泣虫小僧
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
▼ もっと見る
敬太郎も二人のする通りを
真似
(
まね
)
た。すると二人はまた
美土代町
(
みとしろちょう
)
の
角
(
かど
)
をこちらから反対の側へ渡った。敬太郎もつづいて同じ側へ渡った。二人はまた歩き出して南へ動いた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これでよもやの
懸念
(
けねん
)
もなくなったから、そろそろ元の位地に帰ろうというつもりで、彼は足の
向
(
むき
)
を
更
(
か
)
えにかかった
途端
(
とたん
)
に、南から来た一台がぐるりと
美土代町
(
みとしろちょう
)
の角を回転して
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“美土代町(
神田美土代町
)”の解説
神田美土代町(かんだみとしろちょう)は、東京都千代田区の町名。住居表示は未実施。「丁目」の設定のない単独町名である。郵便番号は101-0053。
(出典:Wikipedia)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画