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美味
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うめ
ふりがな文庫
“
美味
(
うめ
)” の例文
「そうよ、これからだ。
嬶
(
かか
)
あに死なれてからというもの、お松の奴アまだからっきし子供だしよ、
美味
(
うめ
)
え飯なんぞ喰ったこたあねえ」
旗岡巡査
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とすると何といっても、こっちとしちゃ年期のかかってるお前さんだけ、つまり
美味
(
うめ
)
え汁粉のほうだけでたくさんだってこういう次第になってくる
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
なぜでもいいわい、ただ
美味
(
うめ
)
えということよ。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「まさか、牛の肉は食いませんなンていう
汝
(
てめえ
)
でもねえんだろ。ま、やってみなよ。さかなも
美味
(
うめ
)
えし、酒も悪くはねえ」
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「よせよせ今松、あの角のはよせ、三軒目のうちのほうがよっぽど
美味
(
うめ
)
えや」
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
▼ もっと見る
「ア、楽々した。——おや、
美味
(
うめ
)
え
臭
(
にお
)
いがすると思ったら」
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「オ。オイこの先生ア
美味
(
うめ
)
えぜ」
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
「おお、
美味
(
うめ
)
え。——亭主亭主、もう五合」
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ええ
美味
(
うめ
)
えぞ。四十日ぶりの酒だわい」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ああ、
美味
(
うめ
)
え。氷のようだ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「なかなか
美味
(
うめ
)
えもの」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“美味”で始まる語句
美味佳肴
美味求真
美味物許