“総罷業”の読み方と例文
読み方割合
そうひぎょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
偶然の一致であったか、或はそこに深い因果関係が潜んでいたのか、不穏を伝えられていた岩淵紡績会社の労働争議は、マグネシウム事件の翌日午後に至って、遂に総罷業そうひぎょうと化した。
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
脅迫きょうはく威嚇いかく、暗殺、一揆いっき、暴動、クーデターなどから、総罷業そうひぎょう、サボタージュ、集団示威に至るまで、いろいろの手段があり、これらが極限までゆくと、内乱、革命、戦争ということになる。
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)