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綴込
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とじこ
ふりがな文庫
“
綴込
(
とじこ
)” の例文
テーブルの上に置いてある地方新聞の
綴込
(
とじこ
)
みなどを見ているうちに、空はいよいよ明るくなりまして、春の日が一面にさし込んで来ました。
停車場の少女
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
これは俳句分類といふ書物の
編纂
(
へんさん
)
をして居た時に常に使ふて居たものでその頃は毎日五枚や十枚の半紙に穴をあけて、その書中に
綴込
(
とじこ
)
まぬ事はなかつたのである。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
その緑色の反射の中央にカンバス張りの厚紙に挟まれた数冊の書類の
綴込
(
とじこ
)
みらしいものと、青い、四角いメリンスの風呂敷包みが、勿体らしくキチンと置き並べてあるが
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
わたくしは狭い二等待合室に
這入
(
はい
)
つて、テーブルの上に置いてある地方新聞の
綴込
(
とじこ
)
みなどを見てゐるうちに、空はいよ/\明るくなりまして、春の日が一面にさし込んで来ました。
停車場の少女:――「近代異妖編」
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
綴
漢検準1級
部首:⽷
14画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“綴”で始まる語句
綴
綴方
綴糸
綴喜
綴錦
綴織
綴字
綴文
綴合
綴音