細枝さえだ)” の例文
花の香を含んだ微風が優しく細枝さえだふるわせると、夜鳥が茂みで啼き立った。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
君のうめきは細枝さえだをふるはし、低い空をうそぶかう。
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)