“索超”の読み方と例文
読み方割合
さくちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしその晩、降参の索超さくちょうを加えて一しゃくもうと約していたのに、彼はその席へすら出ず、もうたいへんな苦しみ方だ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
じつは昨夜来の戦いで、敵を南門外におびき出し、関勝は、敵の急先鋒索超さくちょう手捕てどりにしたばかりでなく、索超を説いて、われらの仲間へ入ることを承知させた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どかんと、はるか馬場の末のほうで、烽火のろし用の爆音が、夕空にこだました。見れば、西の門旗もんきの下からは、急先鋒索超さくちょう、東門からは、青面獣楊志ようし。各〻さんぜんたるよろいかぶとのいでたち。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)