素牢人すろうにん)” の例文
ぬぐいきれない無数の精霊しょうりょう血脂あぶらに——失礼ながら、益なき殺生をただ誇る素牢人すろうにんが——といやな気持に打たれたのです
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大坂城という未解決な存在がまだ風雲をはらんでいるので、身を寄せる藩に依っては、再び素牢人すろうにんに転落したり、落人おちゅうどの憂き目にあうおそれは多分にある。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)