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紙筒
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かみづつ
ふりがな文庫
“
紙筒
(
かみづつ
)” の例文
われも片隅なる
一榻
(
いっとう
)
に腰掛けて、賑はしきさま打見るほどに、
門
(
かど
)
の戸あけて
入
(
い
)
りしは、きたなげなる十五ばかりの
伊太利栗
(
イタリアぐり
)
うりにて、焼栗盛りたる
紙筒
(
かみづつ
)
を、
堆
(
うずたか
)
く積みし箱かいこみ
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“紙筒(紙管)”の解説
紙管(しかん)は、紙でできた管。紙筒ともいう。紙に糊を塗布し、強い力で引っ張りながら鉄芯に巻いたものを乾燥させてできる。主に紙、繊維、フィルム等を巻くための軸として使用される。また、容器として用いられることもある。再生紙で作られるものが多い。紙管は水に溶けにくく、使用済みの紙管のリサイクル率は38%にとどまる。家具や建築の材料として使用される場合もあり、2014年にプリツカー賞を受賞した建築家の坂茂が愛用している。
(出典:Wikipedia)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
筒
常用漢字
中学
部首:⽵
12画
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紙片
紙
紙幣
紙鳶
紙屑
紙燭
紙入
紙縒
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紙捻