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納所
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なつしよ
ふりがな文庫
“
納所
(
なつしよ
)” の例文
かうして
襷掛
(
たすきがけ
)
で
働
(
はたら
)
いてゐる
所
(
ところ
)
を
見
(
み
)
ると、
何
(
ど
)
うしても一
個
(
こ
)
の
獨立
(
どくりつ
)
した
庵
(
あん
)
の
主人
(
しゆじん
)
らしくはなかつた。
納所
(
なつしよ
)
とも
小坊主
(
こばうず
)
とも
云
(
い
)
へた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
世捨人の和尚の身にとつても、
納所
(
なつしよ
)
坊主の他愛もないお談義を聴いてゐるよりか、鯉の戯けるのを見てゐる方がずつと面白かつた。和尚は夢中になつて
凝
(
じつ
)
と見とれてゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
若い
納所
(
なつしよ
)
が説明してくれます。
銭形平次捕物控:226 名画紛失
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「てつきり
納所
(
なつしよ
)
坊主
(
ばうず
)
の
仕鱈
(
しだら
)
に相違ない。お上人様のお目に懸けなくつちや。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
納所
(
なつしよ
)
花婿2・14(夕)
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“納所”の意味
《名詞》
納 所 (なっしょ, のうしょ)
年貢などを納める場所。
寺院で、施物を納める所。
(出典:Wiktionary)
納
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“納所”で始まる語句
納所坊主
納所僧
納所寺
納所用
納所着
納所部屋