“紅玉色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぎよくいろ33.3%
こうぎよくしよく33.3%
リユビイいろ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼にみえぬ ゆふぐれのなみだをためて ひとつひとつにつづりあはせた 紅玉色こうぎよくいろの薔薇の花。
藍色の蟇 (新字旧仮名) / 大手拓次(著)
蒼ざめた白大理石の爐棚マントルピイスの上のかざりは、きら/\と光る紅玉色こうぎよくしよくのボヘミア硝子ガラスで出來てゐた。そして、窓の間に、大きな鏡は、これらの雪と火の交錯をそのまゝに映した
紅玉色リユビイいろ薔薇ばらの花、のりものつてゆく印度いんどの姫君、紅玉色リユビイいろ薔薇ばらの花、けだしアケディセリルの妹君であらう、噫衰殘すゐざんの妹君よ、その血僅に皮に流れてゐる、僞善ぎぜんの花よ、無言むごんの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)