“糧米”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうまい66.7%
かて16.7%
かりて16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょう糧米りょうまいと、一羽の赤い雄雞おんどりと、一升の酒とを或る蛮人に贈って、生きながら虎に変ずるの秘法を伝えられたのであった。
一首の意は、嘗て知らなかった遙かな黄泉の道をば、おぼつかなくも心悲しく、糧米かても持たずに、どうして私は行けば好いのだろうか、というのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
常知つねしらぬみち長路ながてをくれぐれと如何いかにかかむ糧米かりてしに 〔巻五・八八八〕 山上憶良
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)