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粗鬆
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そしょう
ふりがな文庫
“
粗鬆
(
そしょう
)” の例文
従って内部が次第に海綿状に
粗鬆
(
そしょう
)
になると同時に膨脹して外側の固結した皮殻に深い亀裂を生じたのではないかという気がする。
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
南宗を脱せんとせしは南宗の
粗鬆
(
そしょう
)
なる筆法、
狭隘
(
きょうあい
)
なる規模がよく自己の美想を現わすを得ざりしがためならん。
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
そして、すべてわれわれに快い感覚を与える光音香味の元子は丸くなめらかであり、不快に感ぜらるるものの元子は
角
(
かど
)
があり
粗鬆
(
そしょう
)
であると考える。暑さと寒さの元子はいずれも
刺
(
とげ
)
がある。
ルクレチウスと科学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
南宗を脱せんとせしは南宗の
粗鬆
(
そしょう
)
なる筆法、
狭隘
(
きょうあい
)
なる規模が能く自己の美想を現すを得ざりしがためならん。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
“粗鬆”の意味
《名詞》
粗 鬆 (そしょう, そそう)
大雑把で粗いこと。
(出典:Wiktionary)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
鬆
漢検1級
部首:⾽
18画
“粗”で始まる語句
粗
粗忽
粗末
粗相
粗朶
粗笨
粗雑
粗略
粗漏
粗暴