米饅頭よねまんじゅう)” の例文
「なに、早いに越したことはないが、いつでもよい。何しろ、わしの母ときては、以前からここの米饅頭よねまんじゅうというと、眼のない好物なのでな……」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それは好いけれど、何かこう、茶菓子になる物は無いかえ。川上になるが、川崎かわさき万年屋まんねんやの鶴と亀との米饅頭よねまんじゅうくらい取寄せて置いても好い筈だが」
悪因縁の怨 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
三十五日には見事な米饅頭よねまんじゅうと麦饅頭との蒸物むしものに茶を添えて近所に配った。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
米饅頭よねまんじゅう
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
米饅頭よねまんじゅう
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)